ベトナムのホテルで働く

皆さんこんにちは。JTS VIETNAMの菅野です。 2020年から新型コロナウイルスの世界的な流行が続いています。ベトナムも日本を含む海外からの渡航者、旅行者が減り、観光業界に大きな影響を与えています。 観光業界の中で影響を受けているひとつにホテル業界がありますが、このような状況下でも外資系ホテルが新たにベトナムへ進出し、ベトナム在住の旅行者や入国制限緩和後の観光客をターゲットとして着々と準備を進めています。積極的に外国人専門家を採用したいと考えている新設ホテルもあり、正社員採用やインターンシップ採用の相談をいただくケースが増えてきました。今回は、海外のホテルで働いてみたいと考える日本人の方々に、ベトナムのホテルが求める人材についてご紹介いたします。 ベトナムのホテルで必要とされている日本人とは? 外国人宿泊者が多い5つ星ホテルでは、ホテル勤務経験と高い英語力が求められる傾向にあります。特に以下のような職種で募集がある印象です。 ・日本人営業担当 ベトナムの日系企業との法人契約獲得、また日本人コミュニティでの人脈作りを目的とした営業職。 年齢や営業経験を問わない場合もあり、積極性やコミュニケーション力を重視する傾向。 ・ゲストリレーションズ 主にレセプションやフロント、ロビーにて日本人ゲストの宿泊手続きをサポート。 日本人以外のゲストに対応する必要もあることから、高い英語能力が求められる。 ホテルシステムの使い方を熟知されている方は採用評価の上で有効なポイントになる。  ~ホテルシステムの例 OPERA~ https://www.oracle.com/jp/industries/hospitality/products/opera-cloud-services.html ホテルの職種・業務内容について ホテルの仕事にもいくつかの職種があり、今回はその例として3点ほどご紹介します。 ・セールス及びマーケティングディレクター(5つ星ホテル) 【業務内容】  経費管理、パートナーシップ構築、営業に関するアイディアの提案。  新ビジネスの獲得、販売戦略の検討とプロジェクト管理。 【勤務地】  ホーチミン市 【月給】  6,000USD~7,500USD(Net) ・セールスマネージャー(5つ星ホテル) 【業務内容】  営業スタッフ管理、営業行動計画の作成と実行。 【勤務地】  ホーチミン市 【月給】  2,500USD~3,500USD(Net) ・ホテル内日本食レストラン料理長 【業務内容】  レストランのメニュー(新メニュー含む)構築・管理、経費管理。 【勤務地】  ハノイ市 【月給】  スキルと面談による JTS VIETNAMでは、2019年の設立当初から人材ソリューションを提供しています。正社員やインターンシップの採用に関わる一連の業務を代行する「採用代行サービス」などで、ベトナム国内ホテルの人事部門担当者とお仕事をさせていただく機会があり、世界的に有名なホテルからもいろいろなご相談をいただけるようになりました。 海外のホテルで働いてみたいと考えている日本人のみなさま、経済急成長中のベトナムでチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?労働許可証の取得、ビザの取得、渡航の方法、ベトナム国内の生活など、いろいろと情報提供させていただきますので、まずはお気軽にご相談、お問い合わせください! <<関連記事>>~ベトナムIT企業の日本人採用について~https://jtsvn.com/2021/02/18/1-20/ <<JTS VIETNAM Facebookページ>>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/

ハノイ工科大学の学生と文廟へ

先日、日本語クラブの課外活動に参加し、ベトナムハノイ市にある「文廟」へ行ってきました。文廟は日本人のお客様、出張者、大学生を観光で案内する場所で、約1~2年ぶりの訪問です。きっかけは、ハノイ工科大学で日本語を教えているHieu先生からのFacebook投稿でした。 <投稿の一部>私たちの大学の学生は卒業後、日本へ行って、日本企業に就職する学生が多いです。日本企業就職の際には日本語の会話力が必要だと考え、ベトナムにいるうちに、たくさん日本語で会話させようと思っています。そこで、「日本語クラブ」を作ることにしました。日本語クラブは、学生が日本語を使うのはもちろん、参加していただける日本人の方にとっても、ベトナムの料理の作り方を学んだり食べたり、様々なベトナム文化に触れていただける環境です。現時点で学生は30人ほど参加しておりますが、今回日本人の方を募集したいと考えています。よろしくお願いします。 この投稿を見て、「自分ができる地域貢献」であると感じ、参加させていただくことにしました。また当社としても、日本人の社会人研修や大学生インターンシップなどの人材育成を事業の一つとしていますし、オフショア開発として日本語対応可能なベトナム人ITエンジニアの育成はとても重要なことであると考えています。 この日本語クラブの第1回目の課外活動として、ベトナムハノイ市の「文廟」を学生が日本人へ案内することになりました。~文廟-国士館 Wikipedia~Văn Miếu – Quốc Tử Giám 文廟の詳細についてはインターネット上に記事がたくさんありますので、Googleで検索してみてください。このブログでは、文廟案内の流れや、久しぶりの文廟で気が付いたことを写真主体でまとめます。 現地集合 朝8:50に現地集合です。集合場所は文廟門の前です。~地図~https://goo.gl/maps/MD6wWWG2MwxWVCMP9 平常時は外国人観光客が多く、観光バスが周辺を走っている印象を持っていましたが、やはりCOVID-19の影響を受けており、外国人観光客は少ないです。(ビジネス目的の新規赴任者や、他都市の駐在員と思われる外国人観光客ですね。)Hieu先生が課外活動の流れを説明します。 入場チケット 入場券が素敵なデザインになっていました!以前のデザインは全く覚えていません(笑)一般は30,000VND(約150円)、学生は半額の15,000VND(約75円)、15歳未満は無料です。この入場チケットの彫刻、、、どこだったかなぁ。 文廟門 その日は、ベトナム人小学生の遠足が行われていたようです。また、アオザイを着た年配の女性の集団もいました。日本語クラブ第1グループリーダーのMinhさん(2年生)の説明によりますと、大学卒業後、同級生と年に1回アオザイを着て文廟を訪問する同窓会のような文化があるとのことでした。 入場手続きと検温 グループの代表者は左側のテーブルで入場手続きを行います。リーダーのMinhさんが対応してくれました。文廟に入る前に手指消毒と検温を行います。 大中門 ~地図~https://goo.gl/maps/jdpLTfzQYdpyLX5Q9 文廟門と大中門を結ぶ煉瓦道。煉瓦は焼き物で有名やバッチャン焼きです。大中門の上には鯉の彫刻が飾られています。「黄河の上流にある滝、竜門を登ることのできた鯉は竜になる」という中国の故事(登竜門)ですね。 奎文閣 ~地図~https://goo.gl/maps/EcoCf9KF25cG46Hi8 ハノイ市のマークはこの奎文閣をモチーフにしています。また100,000VND紙幣にも描かれるほど代表的な建物です。 石碑 ~地図~https://goo.gl/maps/6Bn7WJziks75t6L28 奎文閣を抜けると正面には正方形の大きな池があり、その両側に石碑が並びます。石碑には1442年から1779年の間に行われた科挙(官僚登用試験)で合格した1,304名の名前と出身地が記載されています。ベトナムの科挙は1075年から1919年まで存続していたようです。Minhさんがこの歴史を熱く説明してくれました。 ん? この看板は最近設置されたものですね。以前はありませんでした。QRコードでWEBサイトにアクセスすると、石碑の説明や貴重な写真がアップされています。(ベトナム語と英語)https://vanmieu.smartcheck.vn/check/3045 その他の観光ポイントにも看板(QRコード)が設置されていました。全部写真に取ればよかったと思いましたが、やはり現地に来ていただくことが一番なので、サンプルとしてアップしておきます。 拝殿と大聖殿 ~地図~https://goo.gl/maps/ktws22GZFk4xJwfw5 大成門を抜けると孔子を祀る文廟エリアで、「萬世師表」が掲げられた拝殿、その奥に孔子像がある大聖殿となります。入場チケットの彫刻はこの文廟エリアのどこかにあります。是非現地で探してみてください! 見つけました。(笑) 啓聖門 拝殿と大聖殿の外側を歩いて進むと、ちょうど裏手に啓聖門があります。 お! こちらのQRコードでWEBサイトにアクセスすると、音声で説明を聞くことができます。(ベトナム語)http://demo.egal.vn/m/etourism/vmqtg/17/ 国士館 ~地図~https://goo.gl/maps/7EvB6PiPfjW4FMqr6 啓聖門を抜けるとベトナムの最初の大学である国士館が見えます。1076年に創られ、2000年に再建されたものです。ハノイ工業美術大学の大学生でしょうか、おしゃれな学生が建物の絵を書いていました。 国士館の中に入ると、これも約2年前と違い、素敵な博物館になっていました。Chu Van An(チュー・ヴァン・アン)先生の偉業についても展示されています。これで文廟ツアーは終了です。 打ち上げ Hieu先生1名、大学生7名、日本人7名の合計15名で、近くのチェー屋で打ち上げ。チェーをいただきながら、大学生と日本人の日本語会話を楽しみます。(写真はカカオヨーグルト。氷が入ったヨーグルトの上にミロの粉末をかけた感じ。) Hieu先生、大学生のみなさん、このような課外活動を企画してくれて、本当にありがとうございました。次の課外活動がありましたら、是非またお声掛けください。駐在員のみなさん、久しぶりに新しくなった文廟を訪問してみるのもよいと思います。 <<JTS VIETNAM Facebookページ>>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/

ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その3)

2021年3月26日(金)自宅アパート外出自粛生活14日間が終わり、事務所へ出勤となります。ホテル隔離生活14日間、自宅外出自粛生活14日間、合計28日間(約1ヶ月)の行動制限。生活の中で若干ストレスと感じることもありましたが、ZoomやLINEを利用したビデオ通話の便利さ、お弁当デリバリーサービスの便利さ、リモートワークによる通勤時間の有効活用など、新しい働き方(ニューノーマル)に慣れることができたと感じています。今後も最新のベトナム情報をこの当社ホームページを通して発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。今回はホテル隔離生活、ホテルから自宅アパートまでの移動についてまとめます。※最新の情報については、在ベトナム日本大使館のホームページ、関係機関、旅行会社等の最新情報を問合せおよび確認してください。 <対象および申請方式>駐在員とその家族および出張者の「団体特別便」についてまとめています。前回の記事はこちらをご覧ください。~ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その2)~https://jtsvn.com/2021/03/17/1-22/ ホテル生活 (ピンポーン)(コンコンコン)「Good Morning!」 朝6:30、1日の始まりです。ホテルスタッフの方が朝食を部屋の前まで運んでくれます。ホテル隔離は、自分の部屋から外へ出ることはできません。(原則、廊下に出ることも禁止です。)食事、飲料水、タオル、アメニティなど、必要なものは全て部屋の前で提供されます。このホテルでは、GRABデリバリーや友人からの差し入れなどは禁止でした。(デリバリーや差し入れを可能としているホテルもあるようです。)~GRABホームページ~https://www.grab.com/sg/ 朝食 曜日でメニューが決まっています。月曜日:Vietnamese Breakfast 牛肉のブン(ブンは素麵のような太さの米麺)火曜日:American Breakfast  オムレツ、ソーセージ、ベーコン、パン水曜日:Vietnamese Breakfast 鶏肉のフォー(フォーは平打ちの米麺)木曜日:American Breakfast  目玉焼き、ソーセージ、ハム、パン金曜日:Vietnamese Breakfast 豚肉のブン土曜日:American Breakfast  スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、パン日曜日:Vietnamese Breakfast あさりのお粥ベトナムのホテルの朝食って感じですね。~フォーとブンの違いって?ベトナムの米麺のアレコレ~https://gendai.ismedia.jp/articles/-/62008 昼食・夕食 昼食は11:30、夕食は18:30に提供されます。14日間の献立は決まっており、日本料理、韓国料理、西洋料理、ベトナム料理で構成されています。量が多く、また毎食デザートのケーキまで提供されます。何を食べようかと考える時間も必要なく、注文しなくても定時に料理が提供される、ある意味その他のことに時間を使えるので、快適だと感じました。 <追加注文>軽食、夜食などを追加注文することができます。前菜サラダ    200,000VND~(約1,000円~)スープ      160,000VND~(約 800円~)サンドウィッチ  250,000VND~(約1,250円~)パスタ・ピザ等  250,000VND~(約1,250円~)メイン(肉・魚) 450,000VND~(約2,200円~)部屋の前で料金確認書に署名し、チェックアウト時に精算となるようです。私は朝昼夕、常にお腹いっぱいの状態でしたので、追加注文の必要はなかったです。 飲料水 1日3本のペットボトル(500ml)が無料で提供されます。最初は「1日の摂取量として足りるのかなぁ?」と考えていましたが、十分でした。部屋にお茶とインスタントコーヒーはありますが、自分の好みのお茶やコーヒー、お茶菓子を楽しみたい方は日本から多めに持参したほうがよいと思います。私はインスタントコーヒーとチョコレートを持参しました。 <追加注文>追加の飲料水は2本1USDで購入することができます。その他の飲み物は以下の通りです。コーラ    50,000VND~(約250円~)ビール    60,000VND~(約300円~)ウィスキー 135,000VND~(約700円~)お酒を楽しみたい方は、自分の好みのウィスキーや焼酎、おつまみなどを日本から多めに持参したほうがよいと思います。私はウィスキーを持参し、氷とソーダを注文することが面倒だったので、ストレートで飲んでいました。(笑)~在ベトナム日本大使館 ベトナム入国 通関~https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/JP_Shuttsunyukoku.html ランドリーサービス 1日4点までは無料で提供されます。無料の範囲を超えた場合は、チェックアウト時に精算となるようです。部屋はエアコンがありますので、私の場合はシャツ、パンツ、ズボンの3点なので、無料の範囲で十分でした。9:00までに洗濯物を回収、同日18:00までには部屋に届きます。 検温 1日2回(午前・午後)体温を測り、部屋に設置された用紙に記入します。体温計は提供されますが、時間がかかりそうな体温計だったので、日本で購入した体温計を使用しました。発熱や咳、息苦しさなどCOVID-19の症状がみられた場合にはフロントへ連絡します。毎日1回、フロントから「調子はどうですか?何か部屋やサービスについて困りごとはないですか?」と連絡をいただけます。何かあればフロントに相談すると対応してくれます。 電源 ホテルによって異なると思いますが、ベトナムはA型コンセントとC型コンセントが多いです。事前にホテルの電源について確認しておくことをオススメします。このホテルの場合はそのままA型を利用することができました。念のため、3~4個口の延長コードを持参すると便利だと思います。 平日・休日の過ごし方 <平日>会議や打合せをZoomやLINEで実施し、会社のサーバーへはVPN経由でアクセス、日本で実施していた在宅ワークと変わらない環境で仕事ができました。仕事に集中できる時間が多かったので、これまでなかなか手を付けられなかったことも片付けることができて、たまには隔離もいいのかな?と考えたりもしました。(笑)たまたま同じ時期に別のホテルで隔離していた友人がいましたので、毎日朝昼夕食を写真に撮り、お互いに見せあっていました。意外に面白かったので14日間続きました。<休日>読書や勉強、Amazonプライムビデオなどを楽しんだり、友人とLINEビデオ通話しながら食事をしたり、これまでやったことがないことや、やれなかったことにチャレンジする時間にするのもよいと思います。~Zoom~https://zoom.us/ PCR検査 滞在中2回、PCR検査を実施します。フロントから連絡があり、ホテル内の1室に設置されたPCR検査会場へ移動します。PCR検査時のみ部屋の外へ出ることを許可されます。1回の検査で唾液検体と鼻咽頭ぬぐい液検体の2種類の診断を実施しているようです。1回目のPCR検査検査実施:2月26日15:00(ホテル到着2月25日の翌日)検査結果:2月27日15:00(検査実施の翌日)2回目のPCR検査検査実施:3月10日15:00(チェックアウトの2日前)検査結果:3月11日15:00(チェックアウトの1日前)2回のPCR検査の結果が陰性であれば、無事ホテル隔離終了となります。~北海道大学病院 PCR検査の精度~https://www.huhp.hokudai.ac.jp/news/2020-09-29/ ホテルから自宅アパートへの移動 ホテル隔離中にこのホテルの管轄保健局から、ホテルから自宅アパートへの移動について、・公共交通機関を利用しないこと(タクシー禁止)・保健局職員が同行するの追加指示がありました。旅行会社へ専用車の手配を依頼し、チェックアウト前日までに銀行振込を実施します。保健局職員の同行費用(人件費、車両代)は自宅アパートについた際に、VND現金で直接保健局職員に支払うことになります。VNDをお持ちでない場合は、チェックアウトの際にフロントで両替を依頼します。この追加指示ですが、管轄の保健局により異なるようです。(団体特別便だからなのかもしれませんが、詳細不明です。)同じ時期に別のホテルで隔離していた友人の1人は、専用車の手配のみ指示があり、もう1人の友人は追加の指示は何も無かったようです。 チェックアウト 保健局職員と専用車の準備があるため、チェックアウト時間は旅行会社から指示があります。チェックアウト時間を確認して、フロントへ移動します。 チェックアウト時に費用の精算を実施します。私の場合は、食事・飲料水の追加注文、ランドリーサービス追加分はありませんでしたので、PCR検査費用の支払いのみでした。VNDを持っていればVNDで、USDまたは日本円の場合はフロントで両替してもらいます。(ホテルによって対応は異なるため、念のため日本でUSD両替を実施しておいたほうがよいと思います。)PCR検査費用をベトナム法人の経費として処理する場合は、会社宛のVAT INVOICEを発行していただくようフロントに依頼しておきましょう。 チェックアウト時にPCR検査2回分の陰性証明書を受け取る予定でしたが、後ほど自宅アパートへ届けてくれることに、またホテル隔離終了証明書は自宅アパート到着時に保健局職員から受け取ることに変更となりました。当初の予定と異なるのはベトナムあるあるなので、あまり驚かずに冷静に対応しましょう。(笑) 保健局職員と専用車の準備が整い次第、旅行会社スタッフから名前を呼ばれますので、案内に従って専用車に乗り込みます。住所は事前に連絡していますので、運転手との会話は特に必要はありませんでした。 自宅アパート到着 1年ぶりに自宅アパートに到着。保健局職員からホテル隔離終了証明書を受領します。保健局職員へ同行費用として1,500,000VNDを現金で支払いますが、領収書の発行を依頼しましょう。英語が通じない場合もありますので、ベトナム法人スタッフにベトナム語通訳を依頼しておいたほうがよいです。私の場合は、ベトナム法人スタッフと保健局職員の間で話をしてもらい、翌日に領収書を自宅アパートへ届けてもらうことにしました。午後にホテルスタッフにPCR検査2回分の陰性証明書を届けてもらい、ホテル隔離終了に関する手続きは完了しました。 ベトナム渡航費用について 合計金額だけ記載します。以下の費目でざっくり合計500,000円です。①日本国内PCR検査および陰性証明書発行費用②入国許可およびビザ申請手続き費用③成田空港カウンター利用料④航空券代⑤アライバルビザ発行費用⑥空港⇒ホテル専用車料⑦ホテル宿泊費⑧ホテルPCR検査費用⑨保健局職員同行費用合計金額のうち、約半分はホテル宿泊費となります。ホテル宿泊を以下に快適で安く仕上げるか、これがベトナム渡航費用を抑えるカギになりそうです。 ベトナム渡航費用に対する個人所得税、法人税の考え方 会計コンサルタントのManabox Vietnam社ホームページに分かりやすく記載されています。~【注意!】コロナ、隔離ホテルのホテル代は、個人所得税の対象か?~https://manabox-global.com/2021/01/20/coronahotel/ その1~その3まで、これまで3回に分けてベトナム渡航についてまとめました。費用と時間はかかりましたが、貴重な経験をすることができましたし、強制的に新常態に慣れることもできました。今、ベトナムにいるからこそ、ベトナム国内の最新の詳細な動向・情報を日本へ発信することができます。これからの1日1日を大事にそして積極的に活動していきます。引き続き応援よろしくお願いいたします。 <<JTS VIETNAM Facebookページ>>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/

ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その2)

2021年3月12日(金)10時30分無事に自宅アパート到着。ホテル隔離が始まる前は「14日間は長いなぁ」と感じていましたが、幸いにも仕事の量が多く(笑)、集中していたのであっという間に過ぎてしまったという感想です。今回は成田空港到着からノイバイ空港到着、そしてホテル隔離についてまとめます。※最新の情報については、在ベトナム日本大使館のホームページ、関係機関、旅行会社等の最新情報を問合せおよび確認してください。 <対象および申請方式>駐在員とその家族および出張者の「団体特別便」についてまとめています。前回の記事はこちらをご覧ください。~ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その1)~https://jtsvn.com/2021/03/10/1-21/ 成田空港へ 平常時は最寄りの駅から成田空港までシャトルバスがあるのですが、コロナの影響で全便運休となっていたので、電車で移動することにしました。移動する前に、今回はノイバイ空港でアライバルビザを取得するため、事前にUSD現金を準備する必要がありました。成田空港の両替カウンターが休業している可能性もあるので、念のため市内の銀行で円⇒USDの両替をしています。(結果としては、成田空港の両替カウンターは開いていたので、空港で両替することもできました。)~成田空港>サービス施設>銀行/両替所~https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_11 成田空港駅に到着し旅行会社の団体カウンターへ向かいます。マツモトキヨシやファミリーマートが開いていましたので、買い忘れた物がある場合はこちらで買い物を済ませておきましょう。 旅行会社の団体カウンター 事前に連絡があった集合時間になると専用の団体カウンターが開きます。名前タグをもらえますので、預け荷物と手荷物の全てに名前タグを取り付けます。取り付け完了後、入国許可証(首相府入国承認をトップページとして、これまで申請に使用した各種書類がホチキス留めされているもの)を受け取ります。~成田空港>フロアマップ>団体カウンター~https://www.narita-airport.jp/jp/map?terminal=2&map=11 航空会社のチェックインカウンター 今回の渡航はJALでした。いつもは羽田空港からベトナムエアラインを利用していました。成田空港からJALを利用してベトナムへ行くのは約10年前に1回利用して以来。不慣れなこともありましたが、JALスタッフさんが近くにいてくれ親切丁寧にサポートしてくれました。チェックインは自動チェックイン機で行います。運良く希望の通路側の席だったので座席変更は行いませんでした。希望外の席になってしまった方は、後方の座席が空いていますので、座席変更を行ったほうがよいかもしれません。「今回の便は全体で乗客80名、いつもより多いです。」と隣の方とJALスタッフさんの会話が聞こえてきました。団体特別便利用者が40名くらいでしたので、いつもよりは多かったのかもしれません。自動手荷物預け機で手荷物を預け、保安検査、出国手続きはいつも通りで特別なことはありませんでした。 出国ゲートから搭乗ゲートまでの道のりで、免税店が2~3箇所、両替カウンターが同じく2~3箇所開いていました。お酒やタバコが必要な方はこちらの免税店で買い物を済ませておきましょう。~成田空港>レストラン・ショップ検索>免税店~https://www.narita-airport.jp/jp/shops/search/?default=false&tab_change=1&category3=96&terminal=2 「団体特別便」だったからでしょうか、エコノミーですがSAKURAラウンジを利用することができました。SAKURAラウンジでは美味しいと評判のJALカレーを食べることができます。2020年8月、JALの国際線ラウンジだけでご提供しているビーフカレーが、通販サイト「JALショッピング」で発売されたようです。~JALカレー~https://ontrip.jal.co.jp/jalstyle/17403366 機内 乗客が少ないので搭乗はもちろんスムースです。機内は基本的にマスク着用となります。防護服は着ません。防護服はベトナム入国手続き完了後、ホテルへ移動する直前で着替えます。(防護服については、読み続けていただいて「預け荷物受け取りからバスへ」に記載しています。)機内食や飲み物(アルコール類含む)の提供もあり快適です。 フライト中に紙の医療申告書「MEDICAL DECLARATION FORM」が全員に配られます。事前にオンラインで医療申告をしましたが、紙でも必要なようです。(通信障害が起きた場合を想定して?)内容は概ねオンライン医療申告と同じなので、特に難しいことはありませんでした。 ノイバイ空港到着 まずは検疫 成田空港を17時45分(日本時間)に出発し、ベトナム時間21時40分頃に到着しました。映画2~3本を観ているうちに到着です。ノイバイ空港到着後に入国手続きに進みますが、まずは検疫となります。 <検疫で必要な書類>・パスポート・PCR検査陰性証明書・医療申告書(検疫官が追加で確認する必要があると判断した場合のみ) パスポートの情報とPCR検査陰性証明書の情報を確認し、陰性を確認できれば終了です。検疫が終了したらビザカウンターへ進みます。 入国書類確認およびビザの発行 ビザカウンターで以下の書類を提出します。 <アライバルビザを取得する方>・パスポート・入国許可証・ビザ申請フォーム当日ビザカウンターで申請フォームを入手して作成することはできますが、バタバタするので、日本で作成しておいたほうがよいと思います。~ビザ申請フォーム~https://vietnamvisa.govt.vn/form-on-arrival.pdf・4cm×6cmの証明写真2枚(背景は白) 日本で作成し持参しましたが、ビザカウンターで不要と返却されました。念のために準備はしておいたほうがよいと思います。・ビザ申請費用50USD 日本で100USDを両替(50USD×1、10USD×4、5USD×2)しておきました。 50USDと案内されていましたが、実際には25USDの請求でした。念のために50USD(10USD×4、5USD×2)準備しておいたほうがよいと思います。 <ビザまたはレジデンスカードを既に持っている方>・パスポート・入国許可証 入国許可証にスタンプを押してもらい、パスポート(ビザはパスポートに貼付)を受け取り、入国審査カウンターへ進みます。 入国審査 入国審査カウンターで以下の書類を提出します。 <入国審査で必要な書類>・パスポート・PCR検査陰性証明書・入国許可証 パスポートは返却されません。後ほどホテルで返却となります。PCR検査陰性証明書と入国許可証を受け取り、ターンテーブルへ進みます。ここまでの所要時間は40~50分だったと思います。アライバルビザの申請から発行まで少し時間がかかりましたが、他はスムースです。 預け荷物受け取りからバスへ 1Fのターンテーブルに到着すると、既に荷物は出ていました。荷物を受け取り、名前が呼ばれるのを待ちます。(約1時間)この間、家族や友達に「ノイバイ空港に到着したよ」とLINEでメッセージを送ってみたり、、、とにかく長く感じます。 防護服を着た係員に名前を呼ばれ、防護服を手渡されますので、その場で着ます。出口ですが、平常時の空港の出口とは異なり、空港の横にある従業員専用の出入り口を使用します。係員の誘導に従い、バスへ乗り込みます。 <個別申請の場合の移動と防護服について>個別申請の場合、手配した専用車で空港からホテルへ移動することになります。運転手だけではなく、保健局職員が同行するようです。保健局職員から防護服を手渡されます。防護服は専用車手配会社が基本準備するので、日本での事前購入は不要とのことです。ただし、いつ「日本で事前に購入しておくこと」と変更になるのか分かりませんので、専用車手配会社へ必ず確認するようにしてください。 ホテル到着 ホテルに到着し、チェックイン会場へ向かいます。その間、預け荷物に大量の消毒液が散布されます。チェックイン会場で用紙に名前、ベトナムでの連絡先、隔離終了後の滞在先住所を記載し、部屋の鍵を受け取ります。消毒済みの預け荷物を受け取り、エレベーターに乗り込み、自分の部屋へ。部屋に到着したのはベトナム時間0:30頃。 長くなりました。(笑)今回は成田空港からノイバイ空港、そしてホテルチェックインについてまとめました。次回は隔離生活(PCR検査含む)と自宅アパートへの移動についてまとめたいと考えています。 <<JTS VIETNAM Facebookページ>>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/

ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その1)

2021年2月26日(木)0時30分ベトナムハノイの隔離用ホテルに到着。ベトナム入国承認を得るまでに時間はかかりましたが、無事にベトナム入国することができました。今回は団体特別便の申込から入国承認受領についてまとめます。(2021年2月25日時点)※最新の情報については、在ベトナム日本大使館のホームページ、関係機関、旅行会社等の最新情報を問合せおよび確認してください。 <対象者>駐在員とその家族および出張者となります。 <申請方式>ベトナム入国承認の申請方式ですが、大きく「個別申請」と「団体特別便」があります。 個別申請 ベトナム保健省が2020年5月23日付で出した公文書No.2847(外国人の入国手続きを規定したもの)の手順に基づき、企業が個別に申請を行います。 <手順>~ベトナムへの入国(ハノイ 駐在員・家族、出張者)~https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100084236.pdf 隔離施設(ホテル)の仮予約 航空便の仮予約 ハノイ市保健局への申請(目安:所要10営業日) 隔離施設が所在する地区の保健所への確認申請(目安:所要3営業日) 公安省入国管理局への入国承認申請(目安:所要7~10営業日) 航空会社への書類の提出(目安:渡航日1週間以上前) 在日本ベトナム大使館等で査証取得(有効なTRC又は査証がない場合) 入国3~7日前の日本でのPCR検査 医療申告 現地法人が当局と相談しながら手続きを進めますが、旅行会社や現地エージェントに手続きの一部を依頼することができます。現地エージェントの費用ですが、500USD~1,000USDが相場です。「安いエージェントに依頼したら、書類にミスが多く、手間がかかった。」という話も聞いていますので、実績や評判を確認しながらエージェントを選定することをオススメします。 入国承認受領時期がベトナム国内の感染状況により遅延する場合があります。また、ホテルの空き状況により入国時期を調整しなければならない場合もあります。余裕を持った渡航予定日の設定が重要です。入国承認受領時期が遅延したため、ホテルと航空券の予約を変更しようと思ったら、ホテルの空きが無かったなどの事例も聞いています。 上記の調整が手間になると考えたため、「団体特別便」を選択しました。 団体特別便 旅行会社が企画する団体特別便です。旅行会社が企業に代わり、一括でホテルと航空券の予約、当局への申請手続きを行います。個別申請と比べ以下のメリットがあります。 <メリット>・入国申請の提出書類が少ない・新規査証取得者は3ヶ月有効の商用ビザが取得できる・新規査証をアライバルビザで取得できる・入国申請は代理申請が可能・ベトナム在住者はベトナム出発前(日本一時帰国前)に申請可能・フライト予約日の変更(スライド)ができる <手順> 申し込みおよび基本情報(PDF)の提出 申請書類(紙)の提出 首相府への申請(旅行会社が代理申請) ハノイ市保健局への申請(旅行会社が代理申請) 公安省入国管理局への申請(旅行会社が代理申請) 航空会社への書類提出(旅行会社が代理申請) 入国3~7日前の日本でのPCR検査 医療申告 空港ビザカウンターで査証取得(有効なTRC(一時滞在許可証)又は査証がない場合) 上記手順の3~6は旅行会社が代理申請しますので、主な作業としては、 申請書類に署名押印してベトナムへ郵送する 日本でPCR検査を受けるだけとなりますので、本当に手間がかかりません。 <基本情報(PDF)の提出>基本情報として旅行会社に提出したものは以下の通りです。 パスポート 労働許可証、査証、TRC ※お持ちの場合 企業登録証明書(ERCまたはIRC) 家族が渡航する場合は戸籍謄本の翻訳公証版 <申請書類(紙)の提出>申請書類として旅行会社に提出したものは以下の通りです。基本情報を基に旅行会社が作成し、ファイルで送ってくれますので、印刷して、署名押印を行えば作成完了です。 首相府承認申請書 ハノイ市保健局承認申請書 公安省入国管理局承認申請書 入国後陽性反応の際の費用負担同意書 委任状 査証申請書(NA2およびNA16) 作成した申請書類(紙)をEMSやDHLで旅行会社へ送ります。DHLへの依頼についてはこちらのブログを参考にしてください。~日本からベトナムへ 書類を翌日までに届ける方法~https://jtsvn.com/2021/01/12/1-19/ 提出から承認受領までの日程(団体特別便) 今回はいろいろな事象が重なり、2021年2月8日渡航の予定が2021年2月25日渡航と遅れが生じました。・2021年1月27日にベトナム北部で数か月ぶりに新型コロナウィルス市中感染発生・2021年1月25日から2021年2月1日にかけてハノイでベトナム共産党大会開催・2021年2月10日から2021年2月16日までテト(旧正月) <提出から承認受領までの日程>2020年12月30日 申し込みおよび基本情報(PDF)の提出2021年1月6日 申請書類(紙)の提出2021年1月21日 首相府入国承認受領2021年2月8日 ハノイ市保健局入国承認受領2021年2月19日 入国管理局入国承認受領 各入国承認の受領については、旅行会社からの連絡待ちとなります。渡航予定日が2月8日、2月18日、2月25日とスライドしましたが、ホテルと航空券の予約変更を旅行会社が対応してくれたので、手間はかかりませんでした。団体特別便を選択して良かったと感じました。 PCR検査 ベトナムでは、渡航3~5日前に発行された陰性証明書が必要となります。計算例:1月15日に入国する場合、陰性証明書の「発行日」は1月10日から1月12日までまた、検査形式は「RT- PCR検査」または「RT-LAMP法」、検体採取方式は鼻咽頭ぬぐい液方式となっています。医療機関の検索はこちらのサイトが参考になります。~経済産業省のホームページ「TeCOT(Testing Centre […]

ベトナムIT企業の日本人採用について

皆さんこんにちは。JTS VIETNAMの菅野です。 新型コロナウィルスの世界的な流行により、これまでの生活や仕事のやり方から、新しいカタチへと急速に変化しています。「海外勤務」「海外出張」についても、リモートでやり取りできる環境を作り、積極的に試みている企業も多くなっています。今回の新型コロナウィルスが収束したとしても、また伝染病等による入国制限、外出制限がいつ起こるか誰も予測できないので、企業としては事業継続を目的として備える、この働き方を常態化する、つまり変化する必要があります。この環境に慣れることも勿論大事なのですが、やはり海外へ出て、現地で働く体験は、変えることができない特別な価値があると私たちは考えています。ベトナムで働きたいとお考えの方々へ参考になればと思い、今回は日本人採用を検討している「ベトナムIT企業」についてご紹介いたします。 ベトナムIT企業の傾向 近年、ベトナムはソフトウェア開発、特にオフショア開発で大きな注目を集めています。その理由として、ベトナム政府がIT産業の強化を掲げ、ITエンジニアの育成に力を入れており、優秀なIT人材が増えていることが第一に挙げられます。また、日本語教育の面でも力を入れていることや、時差が少ない(2時間)こともメリットです。 ベトナムIT企業の数も増え、オフショア開発の受注競争も生まれ、他社との差別化を図るために、日本へ現地法人を設立する企業も増えてきました。受注競争で勝つために、・日本人日本語教師を採用し、ベトナム人エンジニアに日本語学習の機会を提供・日本人営業を採用し、日本企業への営業、契約窓口を担当・日本人エンジニアを採用し、開発面での打合せや品質管理を担当・日本人事務職を採用し、日本法人の総務や経理業務を担当など、日本人採用を積極的に行う企業が増えています。業務経験やノウハウ、人脈を活かす狙いからIT業界経験者が第一優先となりますが、IT業界経験が無くても、分野を問わず営業や顧客対応経験者を希望する企業もあります。特徴として、ベトナム人社員の仕事のしやすさを考慮し、会社の平均年齢に近い方を希望する傾向があります。 IT企業の職種と業務内容について ■職種:BrSE(顧客と自社開発チームの橋渡し役) 業務内容:顧客との打合せ、調整窓口      顧客要件、要求仕様を取りまとめ、開発チームへ指示      成果物レビュー、品質管理などマネジメント業務 ■職種:営業 業務内容:新規顧客獲得、広告宣伝方法の検討      自社サービス説明資料等の作成、既存資料の見直し ■職種:カスタマーサポート 業務内容:サービス利用者からの問合せに対する対応      問合せ傾向の分析、改善策の提案 IT業務経験や営業経験が無い方でも、情熱や得意分野があれば、検討の対象になる可能性もあるため、ベトナムのIT企業でチャレンジしてみたいと感じましたら、お気軽にご相談ください。 <JTS VIETNAM Facebookページ>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/

日本からベトナムへ 書類を翌日までに届ける方法

「日本法人社長が署名押印した書類(原本)を、明日までにベトナム事務所へ届けてください!」ベトナム国内の手続きについて入念に調査計画していても、このようなことが起きるものです。 EMS(国際スピード郵便)を調べてみると、、、「東京 ⇒ ベトナム 標準日数6日」https://www.post.japanpost.jp/int/deli_days/ems/tokyo.html 「DHLは早い」と聞いていたので、DHLで発送してみました。 DHLとは? DHL(ディーエイチエル)は、航空機を主体とした国際宅配便、運輸、ロジスティクスサービスを扱うドイツの国際輸送物流会社。本社はドイツ連邦のボン。事業展開国・地域数は228。ドイツ国内および国外の宅配運送、ロジスティクスサービス等を複数社体制で提供する世界最大の国際輸送物流会社で、現在はドイツポストの傘下となっている。ドイツポストがドイツ国内郵便事業を担当し、DHLが国際宅配・輸送・ロジスティクス事業を担当する。日本では、DHLジャパン株式会社、DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社、DHLサプライチェーン株式会社の3社がある。https://ja.wikipedia.org/wiki/DHL「DHL」「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 1969年にアメリカ合衆国カリフォルニア州で創立された、世界最初の国際宅配便。1998年にドイツポストが同社の株式の22.5%を取得したのを機に事実上ドイツポスト傘下となる。 DHLのホームページで見積 DHL見積ページhttps://mydhl.express.dhl/jp/ja/home.html#/getQuoteTab発送人の住所(今回は東京都港区)、受取人の住所(今回はベトナムハノイ市)、配達する荷物のサイズを入力。入力はとても簡単です。1月12日17:00までに集荷が間に合えば、翌日の1月13日にベトナムの受取人の元へ書類が到着するとのこと。助かります! 追跡結果 No ステータス 場所 時間 1 荷物集荷 TOKYO – JAPAN 15:34 2 お支払いの完了を確認しました TOKYO – JAPAN 15:34 3 DHL施設にて搬送処理中 TOKYO – JAPAN TOKYO – JAPAN 18:18 4 DHL施設から出発 TOKYO – JAPAN TOKYO – JAPAN 21:06 5 DHL施設へ到着 HONG KONG – HONG KONG SAR, CHINA HONG […]

ベトナムで開催される日本語スピーチコンテスト

Xin chào.JTS VIETNAMの菅野です。 本題に入る前に少しだけ、自己紹介させてください。 菅野陽香(Kanno Haruka)と申します。大学でベトナム語に出会ってからベトナムという国にどっぷりはまり、現在は駐在員としてベトナムで働いています。ベトナムハノイ市で、家族3人(ベトナム人夫と息子)で暮らしており、駐在員ブログではベトナムに関する様々な情報、面白い情報を発信していきます。どうぞ宜しくお願いいたします。 さて今回の駐在員ブログでは、ベトナムで開催される日本語スピーチコンテストついてご紹介します。 ベトナムでもいくつかの日本語スピーチコンテストが開催されています。その中でも、国際交流基金主催の「日本語フェスティバル」は、最も長い歴史のある日本語スピーチコンテストと言われています。 <「日本語フェスティバル」の歴史>1997年 第1回日本語スピーチコンテスト(青年海外協力隊主催)2004年 第8回日本語スピーチコンテスト(ベトナム日本人材協力センター主催)2009年 第13回日本語スピーチコンテスト(ベトナム日本人材協力センターと国際交流基金の共催)2010年から国際交流基金が主催。 2019年5月に開催された「日本語フェスティバル」には、ベトナム北部エリアから110名の応募があり、第1次審査(作文審査)で21名に絞り込まれ、その後の第2次審査(スピーチ審査)で8名が選出されました。北部のハイフォン、中部のフエの日本語スピーチコンテストで優秀な成績を収めた2名を加え、合計10名の出場者が本選に進み、大勢の観客、応援者、審査員の前で、学習した日本語でスピーチを披露しました。 当社の関連団体である一般社団法人JTS社団は、2018年、2019年の日本語フェスティバルに協賛し、JTS社団賞として、4泊5日の訪日研修旅行を贈呈いたしました。 一般社団法人JTS社団のホームページhttp://www.jts-shadan.or.jp/detail/20190512.html 毎年スピーチのテーマが設定され、学生はテーマに沿った作文を作成します。2020年は「オリンピック・パラリンピックから考える、人間の挑戦!」というテーマが設定されました。しかし、新型コロナウィルスの影響により、2020年は中止となってしまいました。 「日本語フェスティバル」の本選出場を目指して、日本語の学習に励んでいた方々がいます。発表の機会が無くなってしまったことは、本当に残念ですが、学んだ日本語は絶対に無駄にはなりません。2021年は日本語フェスティバルが開催されますように! Hẹn gặp lại. <JTS VIETNAM Facebookページ>https://www.facebook.com/JTS-Vietnam-Company-Limited-101711221706411/