ベトナムと日本の首相が会談

ベトナムのフック首相と日本の菅首相は、10月19日のハノイ会談で、二国間の戦略的パートナーシップをさらに深めるための方向性と対応について合意した。

菅首相は、二国間の経済のつながり、情報技術とデジタルトランスフォーメーションなど、さまざまな分野で二国間関係を強化するための具体的な対策について言及。
フック首相は、日本政府や企業にベトナムへの投資を奨励するよう提案し、ビジネス環境を改善し、ベトナムでのビジネスの成功を支援すると宣言した。

菅首相は、就任後最初の訪問国としてベトナムを選んだことからも明らかであるが、日本がベトナムとの関係を重視していることを強調。
ベトナムの社会経済的成果、COVID-19対策の成功、2020年のASEAN議長国および2020年から2021年の任期中の国連安全保障理事会の非常任理事国になることを高く評価した。

日本は引き続きベトナムの社会経済開発を支援し、ベトナム首相が提案する分野、特にIT分野での協力を強化すると付け加えた。
また、二国間の人材協力を高く評価し、日本のベトナム人コミュニティを支援することを約束した。

両首相は、両国間で優先的な渡航制度を適用し、商用便の再開に合意。
気候変動、災害への対応、干ばつと塩水侵入、環境保護、電子政府の構築において、主要な協力プロジェクトを効果的に実施することに同意した。

菅首相は10月20日6時頃、ハノイ中心部にある有名なホアンキエム湖を散歩し、その後、次の訪問国であるインドネシアへ向け出発した。

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