ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その2)
2021年3月12日(金)10時30分
無事に自宅アパート到着。
ホテル隔離が始まる前は「14日間は長いなぁ」と感じていましたが、幸いにも仕事の量が多く(笑)、集中していたのであっという間に過ぎてしまったという感想です。
今回は成田空港到着からノイバイ空港到着、そしてホテル隔離についてまとめます。
※最新の情報については、在ベトナム日本大使館のホームページ、関係機関、旅行会社等の最新情報を問合せおよび確認してください。
<対象および申請方式>
駐在員とその家族および出張者の「団体特別便」についてまとめています。
前回の記事はこちらをご覧ください。
~ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その1)~
https://jtsvn.com/2021/03/10/1-21/
成田空港へ
平常時は最寄りの駅から成田空港までシャトルバスがあるのですが、コロナの影響で全便運休となっていたので、電車で移動することにしました。
移動する前に、今回はノイバイ空港でアライバルビザを取得するため、事前にUSD現金を準備する必要がありました。成田空港の両替カウンターが休業している可能性もあるので、念のため市内の銀行で円⇒USDの両替をしています。(結果としては、成田空港の両替カウンターは開いていたので、空港で両替することもできました。)
~成田空港>サービス施設>銀行/両替所~
https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_11
成田空港駅に到着し旅行会社の団体カウンターへ向かいます。
マツモトキヨシやファミリーマートが開いていましたので、買い忘れた物がある場合はこちらで買い物を済ませておきましょう。
旅行会社の団体カウンター
事前に連絡があった集合時間になると専用の団体カウンターが開きます。
名前タグをもらえますので、預け荷物と手荷物の全てに名前タグを取り付けます。
取り付け完了後、入国許可証(首相府入国承認をトップページとして、これまで申請に使用した各種書類がホチキス留めされているもの)を受け取ります。
~成田空港>フロアマップ>団体カウンター~
https://www.narita-airport.jp/jp/map?terminal=2&map=11
航空会社のチェックインカウンター
今回の渡航はJALでした。
いつもは羽田空港からベトナムエアラインを利用していました。成田空港からJALを利用してベトナムへ行くのは約10年前に1回利用して以来。不慣れなこともありましたが、JALスタッフさんが近くにいてくれ親切丁寧にサポートしてくれました。
チェックインは自動チェックイン機で行います。
運良く希望の通路側の席だったので座席変更は行いませんでした。
希望外の席になってしまった方は、後方の座席が空いていますので、座席変更を行ったほうがよいかもしれません。
「今回の便は全体で乗客80名、いつもより多いです。」と隣の方とJALスタッフさんの会話が聞こえてきました。団体特別便利用者が40名くらいでしたので、いつもよりは多かったのかもしれません。
自動手荷物預け機で手荷物を預け、保安検査、出国手続きはいつも通りで特別なことはありませんでした。
出国ゲートから搭乗ゲートまでの道のりで、免税店が2~3箇所、両替カウンターが同じく2~3箇所開いていました。お酒やタバコが必要な方はこちらの免税店で買い物を済ませておきましょう。
~成田空港>レストラン・ショップ検索>免税店~
https://www.narita-airport.jp/jp/shops/search/?default=false&tab_change=1&category3=96&terminal=2
「団体特別便」だったからでしょうか、エコノミーですがSAKURAラウンジを利用することができました。SAKURAラウンジでは美味しいと評判のJALカレーを食べることができます。2020年8月、JALの国際線ラウンジだけでご提供しているビーフカレーが、通販サイト「JALショッピング」で発売されたようです。
~JALカレー~
https://ontrip.jal.co.jp/jalstyle/17403366
機内
乗客が少ないので搭乗はもちろんスムースです。
機内は基本的にマスク着用となります。
防護服は着ません。
防護服はベトナム入国手続き完了後、ホテルへ移動する直前で着替えます。
(防護服については、読み続けていただいて「預け荷物受け取りからバスへ」に記載しています。)
機内食や飲み物(アルコール類含む)の提供もあり快適です。
フライト中に紙の医療申告書「MEDICAL DECLARATION FORM」が全員に配られます。
事前にオンラインで医療申告をしましたが、紙でも必要なようです。(通信障害が起きた場合を想定して?)
内容は概ねオンライン医療申告と同じなので、特に難しいことはありませんでした。
ノイバイ空港到着 まずは検疫
成田空港を17時45分(日本時間)に出発し、ベトナム時間21時40分頃に到着しました。映画2~3本を観ているうちに到着です。ノイバイ空港到着後に入国手続きに進みますが、まずは検疫となります。
<検疫で必要な書類>
・パスポート
・PCR検査陰性証明書
・医療申告書(検疫官が追加で確認する必要があると判断した場合のみ)
パスポートの情報とPCR検査陰性証明書の情報を確認し、陰性を確認できれば終了です。
検疫が終了したらビザカウンターへ進みます。
入国書類確認およびビザの発行
ビザカウンターで以下の書類を提出します。
<アライバルビザを取得する方>
・パスポート
・入国許可証
・ビザ申請フォーム
当日ビザカウンターで申請フォームを入手して作成することはできますが、バタバタするので、日本で作成しておいたほうがよいと思います。
~ビザ申請フォーム~
https://vietnamvisa.govt.vn/form-on-arrival.pdf
・4cm×6cmの証明写真2枚(背景は白)
日本で作成し持参しましたが、ビザカウンターで不要と返却されました。念のために準備はしておいたほうがよいと思います。
・ビザ申請費用50USD
日本で100USDを両替(50USD×1、10USD×4、5USD×2)しておきました。
50USDと案内されていましたが、実際には25USDの請求でした。念のために50USD(10USD×4、5USD×2)準備しておいたほうがよいと思います。
<ビザまたはレジデンスカードを既に持っている方>
・パスポート
・入国許可証
入国許可証にスタンプを押してもらい、パスポート(ビザはパスポートに貼付)を受け取り、入国審査カウンターへ進みます。
入国審査
入国審査カウンターで以下の書類を提出します。
<入国審査で必要な書類>
・パスポート
・PCR検査陰性証明書
・入国許可証
パスポートは返却されません。後ほどホテルで返却となります。
PCR検査陰性証明書と入国許可証を受け取り、ターンテーブルへ進みます。
ここまでの所要時間は40~50分だったと思います。
アライバルビザの申請から発行まで少し時間がかかりましたが、他はスムースです。
預け荷物受け取りからバスへ
1Fのターンテーブルに到着すると、既に荷物は出ていました。
荷物を受け取り、名前が呼ばれるのを待ちます。(約1時間)
この間、家族や友達に「ノイバイ空港に到着したよ」とLINEでメッセージを送ってみたり、、、とにかく長く感じます。
防護服を着た係員に名前を呼ばれ、防護服を手渡されますので、その場で着ます。
出口ですが、平常時の空港の出口とは異なり、空港の横にある従業員専用の出入り口を使用します。
係員の誘導に従い、バスへ乗り込みます。
<個別申請の場合の移動と防護服について>
個別申請の場合、手配した専用車で空港からホテルへ移動することになります。
運転手だけではなく、保健局職員が同行するようです。
保健局職員から防護服を手渡されます。
防護服は専用車手配会社が基本準備するので、日本での事前購入は不要とのことです。
ただし、いつ「日本で事前に購入しておくこと」と変更になるのか分かりませんので、専用車手配会社へ必ず確認するようにしてください。
ホテル到着
ホテルに到着し、チェックイン会場へ向かいます。
その間、預け荷物に大量の消毒液が散布されます。
チェックイン会場で用紙に名前、ベトナムでの連絡先、隔離終了後の滞在先住所を記載し、部屋の鍵を受け取ります。
消毒済みの預け荷物を受け取り、エレベーターに乗り込み、自分の部屋へ。
部屋に到着したのはベトナム時間0:30頃。
長くなりました。(笑)
今回は成田空港からノイバイ空港、そしてホテルチェックインについてまとめました。
次回は隔離生活(PCR検査含む)と自宅アパートへの移動についてまとめたいと考えています。
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“ベトナム渡航の手続きから渡航について(体験レポート その2)” に対して1件のコメントがあります。
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拝見しました。丁寧にまとめてはりますね。
これを読めば、迷わずにベトナムへ行けますね。
次回も楽しみに待ってます。