ベトナム留学の魅力　その２

実は高校生の頃からベトナム民謡やベトナム文化に興味がありました。
それから全国統一高校卒業試験（日本でいうセンター試験）の点数と、ベトナム国家大学の先輩方からもアドバイスをもらって、ベトナム国家大学ハノイ校－人文社会科学大学ベトナム学部を第一志望にしたところ合格することができました。

この大学・学部を選んで正解だったと感じました！
まさに自分が勉強したい！知りたい！と思っていたことが学べ、知識を深めることができたのです。

そうですね。
ベトナム学部では主に文化、社会、人間、経済などについて幅広く勉強します。
例えば１年目はベトナム学入門や地域学などを勉強して知識の土台を作ります。
それから地形学や観光学、民俗学などのより専門的な学問まで枝葉を広げていくと同時に、伝統芸能、演劇、食文化などベトナム文化に関してもさらに深く学んでいきます。
その他にも政治、法律、心理学、哲学、東南アジア学、言語学、情報学なども学ぶことができます。

伝統芸能の講義がとても好きでした。
先生がベトナム民謡を歌ってくれて、学生も一緒に歌うのです。
課外活動では実際に劇場へ見に行ったりもしました。
この講義は必修なので岡部さんもそのうち勉強すると思います！

そうですか（笑）
僕はこの講義をきっかけに、ベトナムの伝統芸能Tuong （ベトナム語：Nghệ thuật Tuồng/日本の歌舞伎のような芸能)に興味を持ち始め、今では劇中で使われる面や化粧、衣装について専門的に研究しています。

うーん、、、難しいですね。
いいところが本当にたくさんありますから。

１つ目は「人間」です。
大学の先生方も学生もとても素晴らしいです。
まさに人文社会科学大学の名前の通り、人が良くて、良識があって、フレンドリーで、礼儀正しい人たちが多い印象があります。
２つ目は「名声」です。
昔から人文社会学の分野ではベトナム１の大学ですから。
３つ目は「カリキュラムの質」です。
基礎から専門科目まで段階的に学ぶことができます。
ベトナムについて幅広い教養を身につけることができますよ。

本当に残念ですよね。
通常であれば研究発表会、トークショー、学術コンテスト、ベトナム教師の日、女性の日、各学部対抗の演技大会、人文社会科学大学版「ゴットタレント」などたくさんのイベントが行われます。
特にうちのベトナム学部では、毎年１２月に「国際文化祭」を開催しています。

はい！とても盛り上がります！
コンサートや創作ファッションコンテスト、また外国人留学生が自分の国の料理を作ったり、伝統芸能を紹介したしますよ！

これはベトナム人と海外留学生の文化交流を目的としたサークルです。
みんなで遠足へ行ったり、キャンプへ行ったり、お互いの言語を教えあったり、それぞれの国の料理を作ったり、ベトナムの歌を一緒に歌ったりしています。
今年はコロナウイルスの影響でサークル活動が制限されていますが、現在はオンラインで引き続き活動を続けています。

喜んで！（笑顔）

僕が役員を務めているベトナム国家大学ハノイ校－人文社会科学大学・学生会の活動の一環で、ベトナム北部の山奥で暮らしている少数民族の子供たちに向けて「中秋節」のイベントを開催しました。
山の中で街灯もないので夜になると真っ暗になります。
帰り道が怖かったのが一番の思い出です（笑）