ベトナムIT企業の日本人採用について
皆さんこんにちは。JTS VIETNAMの菅野です。
新型コロナウィルスの世界的な流行により、これまでの生活や仕事のやり方から、新しいカタチへと急速に変化しています。
「海外勤務」「海外出張」についても、リモートでやり取りできる環境を作り、積極的に試みている企業も多くなっています。
今回の新型コロナウィルスが収束したとしても、また伝染病等による入国制限、外出制限がいつ起こるか誰も予測できないので、企業としては事業継続を目的として備える、この働き方を常態化する、つまり変化する必要があります。
この環境に慣れることも勿論大事なのですが、やはり海外へ出て、現地で働く体験は、変えることができない特別な価値があると私たちは考えています。
ベトナムで働きたいとお考えの方々へ参考になればと思い、今回は日本人採用を検討している「ベトナムIT企業」についてご紹介いたします。
ベトナムIT企業の傾向
近年、ベトナムはソフトウェア開発、特にオフショア開発で大きな注目を集めています。
その理由として、ベトナム政府がIT産業の強化を掲げ、ITエンジニアの育成に力を入れており、優秀なIT人材が増えていることが第一に挙げられます。また、日本語教育の面でも力を入れていることや、時差が少ない(2時間)こともメリットです。
ベトナムIT企業の数も増え、オフショア開発の受注競争も生まれ、他社との差別化を図るために、日本へ現地法人を設立する企業も増えてきました。
受注競争で勝つために、
・日本人日本語教師を採用し、ベトナム人エンジニアに日本語学習の機会を提供
・日本人営業を採用し、日本企業への営業、契約窓口を担当
・日本人エンジニアを採用し、開発面での打合せや品質管理を担当
・日本人事務職を採用し、日本法人の総務や経理業務を担当
など、日本人採用を積極的に行う企業が増えています。
業務経験やノウハウ、人脈を活かす狙いからIT業界経験者が第一優先となりますが、IT業界経験が無くても、分野を問わず営業や顧客対応経験者を希望する企業もあります。
特徴として、ベトナム人社員の仕事のしやすさを考慮し、会社の平均年齢に近い方を希望する傾向があります。
IT企業の職種と業務内容について
■職種:BrSE(顧客と自社開発チームの橋渡し役)
業務内容:顧客との打合せ、調整窓口
顧客要件、要求仕様を取りまとめ、開発チームへ指示
成果物レビュー、品質管理などマネジメント業務
■職種:営業
業務内容:新規顧客獲得、広告宣伝方法の検討
自社サービス説明資料等の作成、既存資料の見直し
■職種:カスタマーサポート
業務内容:サービス利用者からの問合せに対する対応
問合せ傾向の分析、改善策の提案
IT業務経験や営業経験が無い方でも、情熱や得意分野があれば、検討の対象になる可能性もあるため、ベトナムのIT企業でチャレンジしてみたいと感じましたら、お気軽にご相談ください。
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