ベトナムで営業として働く インタビュー

こんにちは。JTS VIETNAMの菅野です。

ベトナムは今、一番暑い時期を迎えています。
本日のベトナムハノイの最高気温は40℃。
本当に暑いです。(笑)

各国の入国制限により、海外渡航し難い状況が続いています。
そのような中でも、ベトナムで就職・転職を考えている方は多いのではないでしょうか。
最近、ベトナムハノイ市にある日系企業やベトナム企業から「日本人を採用したい」との相談を受けます。
ベトナム国内企業や日本国内企業、ベトナム在住日本人に対する営業を強化したいということから、特に「営業職」の相談が多いです。
今回は、営業職としてベトナム就職・転職を考えている方へ参考になればと、実際にベトナムで営業として働いている方にいろいろとインタビューしてみました。

<インタビュー>
ベトナムの日系IT企業で働く女性(20代)
セールスマネージャーとして1年4ヶ月滞在

なぜベトナムで働くことに?

ベトナムで働いている大学の先輩から、ベトナムでの生活や仕事の話を聞き、関心を持ったことがきっかけです。
ベトナムへ進出する日本企業が増えていること、逆に日本には留学や就職で入国するベトナム人が増えていること。
また治安が良い、何よりも経済急成長中で、その成長を自分の目と肌で感じることができる。
先輩の話を聞いているうちに、自分もベトナムでチャレンジしてみたい!と想い、ベトナムで働くことを決めました。

営業はどんな仕事?

私は、日本国内企業向けオフショア開発のコミュニケーターと、ベトナム国内日系企業向け自社製品営業を担当しています。

オフショア開発はラボ型開発です。
お客様との契約手続きや価格の交渉、オンラインミーティングでのコミュニケーター(通訳・翻訳)を担当しています。
自社製品営業は在庫管理システムや入出庫管理システムなどの製造業向け製品の提案営業を担当しています。

1日の仕事の流れは?

09:00 出社 社内ミーティング/メール確認
09:30 ラボチーム進捗確認および作業確認
10:30 営業訪問(市内)
12:00 昼食
13:00 営業訪問(工業団地)
17:00 帰社 ラボチーム進捗確認/メール確認
18:00 帰宅

社内の状況確認や調整、お客様との面会に時間を取るようにしています。
また、多少の残業はありますが、基本的には定時に帰宅できています。
仕事の後の時間を有効活用できるので、自分の成長のために読書や人と会うことに時間を使うようにしています。

営業で苦労した点、工夫した点

ベトナムに限らず、IT業界に限らず、どの国・業界でも同じことですが、やはり安定的な受注を確保するということが難しいと感じました。
特に、ベトナム国内の新規顧客を獲得する、出会うきっかけを見つけることに苦労しました。
これもどの国・業界でも同じだと思います。

私の場合は、異業種交流会などの会合に参加し、名刺交換をした方全員にメールでアプローチおよびテレアポを実施し、面会させていただいています。
アポイントを獲得し、日系製造業の工業団地を訪問します。
日系製造業の担当者様から、Excel管理からシステム管理に変更したいというご要望をいただくことがあり、細かくお客様の課題や要望をヒアリングします。
社内に持ち帰り、上司やベトナム人エンジニアと打合せし、すぐに次回訪問時の提案内容をまとめ、すぐに次回訪問のアポイントを獲得する。
ただ単純に自社製品の良さを提案するだけではなく、よりお客様の状況を把握・理解し、課題の本質を解決する提案ができるよう、カスタマイズ案件の事例を記載した資料を作成したり、実際にそのシステムを使用するベトナム人スタッフ向けの資料を作成するという工夫をしています。

ベトナムで働いて成長したと感じたことは?

新規顧客開拓をする上で、営業として外に出て、積極的に人と会うという習慣が身に付き、製品を売り込むことだけではなく、自分自身を売り込むことが重要だということを知りました。
売上のためにとにかく数多く営業(外出)して、仕事の話がもらえればラッキー!という考えから、お客様に寄り添ったカタチで、課題の解決方法をお客様と一緒に考え、信頼関係を築くことが営業の仕事なんだということを知り、成長できたかなと感じてます。
ベトナム独自の商習慣やトレンドの情報を収集する努力もしましたので、今後役立つベトナムのビジネス知識も蓄積できていると感じています。

営業としてベトナム就職・転職を考えている方へ一言!

営業職は「営業経験がないと難しい」と感じている人が多いと思いますが、未経験の方でもチャンスはあります。
営業の仕事は、顧客のニーズ・困りごとを聞き出し、解決策を提案するという素晴らしい仕事だと思います。
人と積極的に面会し、コミュニケーション力を意識的に磨くことが重要だと感じています。
今後、海外での営業経験は強みになります!
ビジネスでも遊びでも常に視野を広げ、いろいろなことにアンテナを張って行動すれば、結果につながると思いますので、是非チャレンジしてもらいたいです。


JTS VIETNAMでは、2019年の設立当初から人材ソリューションを提供しています。
正社員やインターンシップの採用に関わる一連の業務を代行する「採用代行サービス」などで、ベトナム国内企業の人事部門担当者とお仕事をさせていただく機会があり、いろいろなご相談をいただけるようになりました。

ベトナムで営業として働いてみたいと考えている日本人のみなさま、経済急成長中のベトナムでチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
労働許可証の取得、ビザの取得、渡航の方法、ベトナム国内の生活など、いろいろと情報提供させていただきますので、まずはお気軽にご相談、お問い合わせください!

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